写真で綴る旅⑯

 
 
今回の旅行で良かったことは。
 
なによりも無事に帰宅できたこと。
 
北海道では天候に恵まれたこと。
 
出会った人々と楽しく交流できたこと。
 
初めての東北、北海道を満喫できたこと。(どこまでも続く道路、キャンプ、グルメ、ホテルや温泉など)
 
スマホながらも思い出に残る写真がたくさん撮れたこと、などです。
 
 
 
苦労したことは。(なぜか文章も長くなる)
 
走り出して早々にサービスエリアでサイドバッグのベルトが1ヵ所チギレていたこと。(無事に修理)
 
旅行の初日はどしゃ降りにやられ、2日目も朝からほぼ1日雨の中を走ったこと。
 
北海道での初日の夕方、電池切れでスマホの画面が真っ暗になり、ナビが一時使えなかったこと。(あきらめてかなり走ってから後、バイクのバッテリーからのUSB電源コードの内部断線にピンときて、コンビニで電源コードを購入、復旧した頃は夜でした)
 
夜は走らない予定が、スケジュール通りにはいかず、夜道のロングツーリングを強いられたこと。特に荷物を満載した状態での雨に濡れた峠道は辛かったです。タイヤの消耗具合が、ウェットな路面を走破するには十分ではなかったこともありますが。
 
 
 
そんなわけで、綺麗な景色や美味しい料理、温泉も満喫できた良い旅でしたが、それなりに苦労もあったツーリングでした。
 
そして、最終日は帯広のホテルを余裕を持って出発して苫小牧へと向かいます。
 
本当は襟裳岬を経由して海岸線を走りたかったところですが、当日夕方のフェリーには絶対に乗り遅れることはできず、これまた最短ルートの峠道を走ることに。
 
ところが、走り出しは小雨だったのに、だんだんと強い降りになってきて、この時点では雨ズボンを履いてなく、ジーンズも濡れてきます。
 
さて、このまま走り続けたら風邪でもひいてしまうというわけで、峠道の途中で停車して、道路脇の空き地で防水ウェアに着替えました。
 
これで準備万端、良し!とばかりにエンジンをキックするものの、かからない。キックの手応えもいつもと違う、何かおかしい。キーをオンにしても計器類のインジケータも薄暗く、とうとう真っ暗になり、方向指示器も作動しなくなった。キルスイッチは間違いなくランになっている。
 
バッテリーでも上がってしまったのか。旅の前の点検では良好だったはず。
 
帰りのフェリーに間に合わなくなる?
 
最後の最後でとうとうこのザマか?
 
ここはクマでも出そうな山奥、雨も本降りになってきた。
 
さあ、どうしよう。???
 
かなり、焦りました。
 
 
 
すぐにバイク屋さんに電話、キックスタートとは言え、バッテリーの可能性もあるかも?、との回答。よくわからない。
 
ロードサービスをお願いするにもかなり時間もかかりそう。
 
長電話しててもしょうがない。いったん、電話を切って再トライ。少し休ませていたせいか、一発でかかった!
良かった!!。ランプ類のインジケータも明るく点灯している。これで大丈夫。
 
 
そんなわけで、再び走り始めます。
 
それにしてもけっこうな雨降りの中、アスファルトの補修だらけの峠道ということで、前述のようなコンデションの自分のバイクでは、安全に走ることのできる道路幅も限られますが、かなりの集中力で幅1メートル弱くらいのスペースをそれなりのスピードで走り続けることになりました。
ここでコケてしまったら、楽しかった旅も台無しになるという想いも強かったので、気合いを入れて走りました。
 
結局、フェリーの出発時刻よりも数時間の余裕を持って苫小牧東港に到着し、無事に帰りの船に乗船することができました。
 
秋田経由で新潟までは、船の上で一泊しながら帰ることになります。
 
 
 
続きを後日に投稿します。
 
 
 
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